落花生の哀歌

東京に来て早二ヶ月・・・故郷が懐かしく思えてきた・・・愛しの和が故郷・・・おお、今こそ私の脳裏に鮮明に映し出されよ!

と、言うわけで、私の地元の事を沢山の人に知ってもらう為に地元の特徴を箇条書きにまとめてみます。





<落花生の哀歌>

● コンビニが出来ると近所の話題の中心になる。
  だが、ジャスコができた時は町中が大騒ぎした。

● 有名人が来るとこれまた大騒ぎ。しかし、文化ホール
  などの施設が無いため、イベント開催場所が公民館だ。
  「美川さんに失礼のないように!」
  と言うが、その時点で既に失礼だ。

● 特産物は?と聞かれると、必ず「落花生」と答えるが
  どこか自信なさげ。

● 本来駅前にあるはずの交番は、私の地元の場合、駅から
  10分弱の所に立地している。街の交番はその一件だけだ。
  私がその交番の前を自転車で通る時、時間帯に限らず飯を
  食っていそうな雰囲気を漂わせている。
  ちなみに警察はこの街にはない。

● 100メートルに一軒はピーナッツ屋がある。

● 春一番が吹くと、どんなに晴れ渡っていようとも辺り一面
  暗くなる。これは、畑の砂埃が影響している。目に入ると
  痛い。そのため、お年寄りなんかはゴーグルを着用する。
  また、稀にピーナツの殻も飛んでくる。この場合は何か得
  した気分だ。

● 駅前の商店街は、日曜日はほとんど閉まっている。北朝鮮
  の平日並だ。

● 駅員がタメ口だ。

● 昔よりヤンキーが増えた。

● デートの待ち合わせ場所が畑の裏だ。

● 地元一番のテーマパークはジャスコだ。
  ちなみに、そこは中学生のデートスポットでもある。

● 地元出身の有名人は誰と聞かれると「モロ師岡」と答える
  が、周りの反応は微妙。

● 私の街の総人口、約7万8千人のほとんどが他の地域からの
  移住者のため、郷土愛がまるっきりない。そのため、若者は
  どんどん都会に流出し、気がつけば私の近所は老人かファミ
  リーばっかになった。

● 一応千葉市に隣接しているが、その事実は地元内ではタブー
  とされている。


と、こんな感じでまだまだホコリを叩けば出てきそうな勢いだ・・・
まぁネタが湯水のごとく湧き出るから

とても切ない気持ちになりました。




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